第20話「リズムの魔法:ひなちゃんのビート作り」

みなさん、今日も一緒に音楽制作の世界を探検しましょう!今回使うサイトは https://learningmusic.ableton.com/make-beats/make-beats.html です。私と一緒に、リズム作りの基本を学んでいきましょう!


「わぁ、今日はリズムが作れるんだ!」

画面を見つめながら、私は興奮気味に呟いた。昨日の続きで、Abletonのサイトを開いたところ、今度は四角いマスがたくさん並んでいる。

「Open Hat、Closed Hat、Clap、Kick…これ、ドラムの音かな?」

恐る恐る、いくつかのマスをクリックしてみる。すると、黄色く光って、音が鳴り始めた。

「おお!本当にリズムができた!」

テンポを変えるスライダーを動かしてみる。

「おっ、速くなった!遅くなった!面白い!」

しばらく遊んでいると、なんだか聞き覚えのある音が…

「あれ?この音、どこかで聞いたことある…」

そう思いながら、適当にマスをクリックしていく。そして、ふと気づいた。

「もしかして、こうやると…」

Kickを1、5、9、13拍目に、Closed Hatを全ての偶数拍に置いてみる。

「あ!聞いたことあるリズム!」

思わず声を上げてしまった。これ、好きなアイドルソングで聞いたリズムだ!

「すごい!こんな簡単に作れるなんて!」

嬉しくなって、さらにいろいろなパターンを試してみる。Clapを8拍目と16拍目に置いてみたり、Open Hatを4拍目と12拍目に置いてみたり…

「へぇ、こうやるとカッコよくなるんだ」

気づけば、私の好きなアイドルソングのリズムが完成していた。

「これって…4つ打ちのリズムっていうんだっけ?お姉ちゃんが言ってたような…」

そう、美樹お姉ちゃんが以前話していたことを思い出した。4つ打ちは、ダンスミュージックでよく使われるリズムパターンだって。

「アイドルソングも、ダンスミュージックの影響を受けてるんだな」

新しい発見に、少しワクワクする。

「よし、他のリズムも作ってみよう!」

クリアボタンを押して、一からやり直してみる。今度は、もっと複雑なリズムに挑戦。

「うーん、難しいけど…あ、これいい感じ!」

試行錯誤を繰り返しながら、いくつかのリズムパターンを作ってみた。アップテンポなリズム、ゆったりしたリズム、変わったリズム…

「リズムって、こんなに曲の雰囲気を変えるんだ」

そう気づいたとき、音楽制作の奥深さを感じた。

「でも、これだけじゃ音楽にならないよね。ベースとかメロディーとか…」

ふと、昨日学んだことを思い出す。音楽は、いろいろな要素が重なって作られるんだった。

「次は、このリズムに合わせて他の音も付けてみたいな」

そう思いながら、画面の下にある「次へ」のボタンを見つめる。きっと、そこにはもっと面白いことが待っているはず。

「お姉ちゃん、見ていてね。私、きっと素敵な曲を作れるようになるから!」

決意を新たに、次のレッスンへと進む準備をする私。音楽制作の世界は、まだまだ広がっていく。


リズム作りの基本を学んだ陽菜。彼女の目には、新しい発見への喜びと、さらなる挑戦への意欲が輝いていました。リズムは音楽の心臓。その鼓動を自分で作り出せることの喜びを、陽菜は体感したのです。

皆さんも、陽菜と一緒にリズム作りを楽しんでみませんか?きっと、音楽の新しい一面を発見できるはずです。さぁ、次のレッスンでは何が待っているでしょうか。一緒に探検を続けましょう!

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